📗『線は僕を描く』 砥上裕將
自然も人間も すべてに通じる 水墨画の世界
水墨画。全く知らない世界でした。
墨のすり方で線が違ってくること。無造作にみえる一本の線をひたすら書き続けて練習すること。そして技術だけではない、力を抜くことの大切さ、自然と繋がるということ🖌
霜介は両親を突然事故で失い、経済的には不自由もなく暮らせているが、心は空っぽのまま日々すごしている。水墨画家、湖山先生との出会い、生きる意味を探しながら筆をにぎる。来る日も来る日も、食べることも忘れるくらいに。
出来上がる作品は高い技術でできたものではないけれど、「意味」を持つ素晴らしいもので人々の心をとらえる。それは誰にでもできるものではない。
霜介が自分を取り戻していく姿に胸を打たれ、湖山先生の少ない言葉の端々にすべてに通じる深い真実を感じました。
(☆おやつ ユニコーンの涙 あまーい☺)
線は、僕を描く | 砥上 裕將 |本 | 通販 | Amazon
漫画にもなってます📗
線は、僕を描く(1) (週刊少年マガジンコミックス) | 堀内厚徳, 砥上裕將 | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon
アデリアレトロ☆彡